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【FGO攻略】陳宮の宝具「掎角一陣」の活用法!生贄宝具を活かす編成も提案
「Fate/Grand Order(以下:FGO)」には多数のサーヴァントが登場します。
そんな中には非常に癖が強い「宝具(必殺技)」を持っている存在もちらほらと見られますね。
そこで当記事では、癖は強いが面白い使い方ができるサーヴァントの宝具を紹介しつつ、活用法を提案していきます。
今回のテーマは「掎角一陣」です。
掎角一陣とはどんな宝具?
FGOに登場する宝具「掎角一陣」は、星2キャスターサーヴァント「陳宮」が持っています。
詳細なデータは以下の通りです。
宝具名称 | 掎角一陣 |
宝具読み仮名 | きかくいちじん |
宝具効果 | 攻撃系宝具 |
属性 | Arts |
詳細効果 | 敵全体に超強力な攻撃+自身を除く味方単体を生贄にする(即死させる) |
では、詳細な解説を見ていきましょう。
脅威!味方の命で撃つ「流星一条」!?
FGOに登場する陳宮の宝具「掎角一陣」は、超強力なArts属性攻撃を放つ効果を持っています。
攻撃に伴い、その他バフ効果及びデバフ効果はありませんので、単発でパッと撃つことに優れた効果を示すでしょう。
また、この攻撃の威力は単体宝具レベルの倍率であり、非常に高くなっているのが特徴です。
オーバーチャージの恩恵も高く、宝具レベルを上げやすいこともあってか、いざという時のキャスターアタッカーとしても活躍が見込めます。
しかし、この宝具は放つ際に、味方の最前列(自分が最前列の場合は2番目)のサーヴァントを犠牲にするという特性が。
対象のサーヴァントを即死させ、その犠牲のもとに宝具を発動させるのです。
そのため、即死させるサーヴァントが存在しなかったり、対象にならない状態となっている場合は発動不可となります。
また、即死耐性や無敵及び回避は効かず、基本的にこの効果を踏み倒すためにはガッツを利用するしかありません。
以上の性能から、似たような宝具である「流星一条」にちなんで「他人の命で撃つステラ」とも呼ばれているのが特徴。
他にも「下種テラ(ゲステラ)」を始めとして、様々な異名を陳宮に与える、良くも悪くも印象的な宝具と言えるでしょう。
掎角一陣の活用法
FGOの宝具の中では、他人を犠牲にするという点において非常に印象的かつ癖の強い宝具となっている「掎角一陣」。
では、この掎角一陣を上手く使うための活用法について考察していきます。
即死からのガッツコンボで効果を強制的に発動
FGOに登場する陳宮の宝具「掎角一陣」の活用法の1つ目が、あえて即死をさせて「ガッツ発動時に○○」などの効果を発動させるというもの。
サーヴァントの中には、自身のスキルでガッツを付与し、ガッツ発動と同時に攻撃力アップや宝具威力アップなどの効果をもたらすものが存在します。
以下のサーヴァントがそれらのガッツスキル持ちとして挙げられるでしょう。
- 源為朝(星5アーチャー/ガッツ発動時に宝具威力アップ)
- クー・フーリン(星3ランサー/ガッツ発動後から残りHP割合に応じた攻撃力アップ効果)
- 山の翁(星5アサシン/ガッツ発動時にBuster性能アップ)
- ヘラクレス(星4バーサーカー/ガッツ発動時にBuster性能アップ)
- ラスプーチン(星5アルターエゴ/ガッツ発動時に宝具威力アップ)
- 平景清(星5アヴェンジャー/ガッツ発動時に宝具威力アップ)
これらのサーヴァントをあえて掎角一陣で射出し、ガッツを発動。
全力全開の状態を強制的に作り出すというテクニックが使えるでしょう。
また、陳宮は他のサーヴァントにターゲットを集中させるスキルや、ダメージカットスキルも所持。
復活したメンバーを守るというアフターケアも万全ですね。
即死+ガッツで強制的に全力全開
FGOに登場する陳宮の宝具「掎角一陣」の活用法の2つ目が、「即死からのガッツ復活で、HP減少時攻撃力アップの効果を引き出す」というものです。
前述の即死+ガッツ=効果発動の応用ですね。
サーヴァントの中には、HPが減れば減るほど強くなる宝具やスキルを持っている者も存在します。
その対象者は以下の通りです。
- ガイウス・ユリウス・カエサル(星3セイバー/HP50%以下で宝具の攻撃アップ確率が100%になる)
- アシュヴァッターマン(星4アーチャー/宝具にHPが少なければ少ないほど攻撃力アップ効果がある)
- 水着アン・ボニー&メアリー・リード(星4アーチャー/宝具にHPが少なければ少ないほど攻撃力アップ効果がある)
- クー・フーリン(星3ランサー/ガッツ発動後にHP割合に応じた攻撃力アップ効果発動)
- アン・ボニー&メアリー・リード(星4ライダー/宝具にHPが少なければ少ないほど攻撃力アップ効果がある)
- マンドリカルド(星3ライダー/HP50%以下で発動可能な攻撃力アップスキル所持・ただし効果発動後に即死)
- トネリコ(星5キャスター/味方にHPが少なければ少ないほどに発動する攻撃力バフを付与)
- 土方歳三(星5バーサーカー/宝具がHPが少なければ少ないほど攻撃力アップ+HPが少ないほど攻撃力が上がるクリティカルスキル持ち)
- パッションリップ(星4アルターエゴ/HPが少なければ少ないほど攻撃力の上がるスキル持ち)
これらのサーヴァントにガッツを付与し、あえて掎角一陣で即死させてガッツを発動。
満身創痍かつ全力全開の状態を能動的に作り出すことで、強力な一撃を見舞うというコンボになります。
前述の通り陳宮はターゲット集中スキルとダメージカットスキルを所持しているので、ある程度のケアも可能。
更にもう1騎ターゲット集中持ちのタンク役をこなせるサーヴァントがいれば、万全の状態で戦闘を継続することもできますね。
ちなみに、このような戦法を取る場合は、ガッツを併用する必要があります。
以下のメンバーは自前でガッツを用意することができないので、魔術礼装や概念礼装、他サーヴァントのサポートが必要になりますね。
- ガイウス・ユリウス・カエサル
- アシュヴァッターマン
- 水着アン・ボニー&メアリー・リード
- マンドリカルド
- パッションリップ
ガッツを忘れると成立しない戦法なので、忘れないようにしてください。
「退場時効果発動」の効果を強制的に発動
FGOに登場する陳宮の宝具「掎角一陣」の活用法の3つ目が、「退場時発動の効果を強制的に利用する」というものです。
こちらも即死+ガッツ=効果発動の応用となります。
FGOのサーヴァント及び概念礼装の中には、対象となっているサーヴァントの退場時(死亡時)に効果をもたらすものも存在。
以下のサーヴァントのスキルや概念礼装がそれに当たります。
- 織田信勝(星1アーチャー/自身の退場時に味方全体のHPを回復するスキル所持)
- アヴィケブロン(星3キャスター/自身の退場時に味方全体へ無敵付与+HP回復スキル所持)
- 森長可(星3バーサーカー/自身の退場時にクリティカルスター獲得スキル所持)
- 慈悲無き者(星5概念礼装/装備者の退場時に味方のNP増加)
- 遮那王流離譚(星5概念礼装/装備者の退場時に味方のQuick性能アップ)
- 風雲仙姫(星5概念礼装/装備者の退場時に味方の防御アップ)
- ぬいぐるみ(星3概念礼装/装備者の退場時に味方のHP回復)
- カムランの戦い(星3概念礼装/装備者の退場時に味方のNP増加)
この効果を利用して、いざという時にアヴィケブロンを生贄にして全員に無敵をつけたり、森長可を生贄にして一気にクリティカルスターの獲得を狙ったりが可能。
ついでに概念礼装もしっかりと装備しておけば、NPのチャージや各種バフなどもつけることができるでしょう。
ちなみに、織田信勝は自前の宝具で自身に即死付与が可能。
そのため、あまり陳宮で生贄にする必要はないかもしれません。
ここで気を付けたいのが概念礼装「五百年の妄執」。
装備者の退場時に宝具封印と状態異常「呪い」をつける効果を持っていることで知られている概念礼装ですが、これを利用することはできません。
なぜならば、陳宮で生贄にしてこの効果を発動した場合、概念礼装の効果の矛先は陳宮へと向くからです。
つまり、陳宮に対して呪いと宝具封印効果が付与されてしまうということ。
陳宮でのコンボを狙う場合は、装備しないようにしましょう。
サーヴァントの強制退場
FGOに登場する陳宮の宝具「掎角一陣」の活用法の4つ目が、「サーヴァントの強制退場を促す」というものです。
きっぱりはっきり言ってしまえば、もう必要のないサーヴァントを即死させ、強制的にメンバーチェンジを行うということになります。
プレイヤーの間では、戦闘の配置を変更できる貴重なスキル「オーダーチェンジ」になぞらえ、「疑似オーダーチェンジ/強制オーダーチェンジ」と呼ばれることもあるテクニックです。
例えばこんな時に利用します。
- 一瞬のみに命を懸けるタイプのサーヴァントの役割を終えさせて生贄(元々そのような運用なので、編成的にノーダメージ)
- シナリオ上強制出撃になるサポートサーヴァントを生贄に(編成の邪魔になるとして、しばしば活用される)
- オベロンのスキルで「永久睡眠」秒読みになったサーヴァントを生贄に(実質ノーリスクでスキルを利用可能となる)
- オーダーチェンジで呼び出したサポート系サーヴァントにスキルと宝具を使わせて生贄(オーダーチェンジが2回使える)
戦力を切ってでも編成を立て直したいときや、これ以上場にいても邪魔になってしまうメンバーがいる場合などに活用可能。
また、オベロンのスキルに備わった、ターン終了後に発動する重いデメリットを回避するためにも使えます。
生贄にされたサーヴァントは戦闘ができなくなりますが、考え方次第では2回もオーダーチェンジが使えるため、活用法は無限大です。
オーダーチェンジと併用したり、オーダーチェンジのない魔術礼装装備時に活用するなど、運用法を考えてみるといいでしょう。
掎角一陣を活かす編成例
FGOに登場する陳宮の宝具「掎角一陣」は、うまく使えば他のサーヴァントにはできない独特の戦法を取れる効果があります。
では、この掎角一陣を活かすためにはどのような編成を行っていくべきなのでしょうか。
陳宮と掎角一陣を十分に生かす構成を考察していきます。
尚、この編成例の前提として、陳宮は以下のスキルを持っていることも追記。
- 味方1騎にターゲットを集中させるスキルがある
- 味方全体の防御アップ+ダメージカット+NPアップスキルを持っている
- 味方単体のBuster性能アップ+対象がバーサーカーの場合は更にクリティカル威力とHPアップ効果のあるスキルを所持
以上のことから、陳宮と特に相性が良いのは「Buster系バーサーカー」であると言えるでしょう。
それらを踏まえ、考察を進めていきます。
土方歳三+トネリコ
FGOに登場する陳宮の宝具「掎角一陣」を活かす編成例の1つが「土方歳三+トネリコ」です。
HPが低くなればなるほど強くなる宝具+クリティカルバフを持つ土方歳三に、HPが低くなればなるほど強くなる攻撃バフを持つトネリコを合わせた構成ですね。
陳宮の自爆宝具である掎角一陣とトネリコのスキルを利用し、土方歳三の攻撃力を強制的に引き上げる戦法となっています。
更に陳宮のターゲット集中スキルで土方歳三から攻撃を逸らしつつ、トネリコのガッツ付与で更に延命を行うことも可能。
これにより、土方歳三の最高火力を保ちつつ、戦闘を進めることができるでしょう。
陳宮がBuster性能とバーサーカー限定のクリティカルアップの能力を持っているのも特に大きいと言えます。
この戦法は通称「陳選組」と呼ばれ、非常に相性が良い組み合わせであることが伺えますね。
尚、更に安定感を増したいという場合は、ターゲット集中持ちのサーヴァントの編成と、オーダーチェンジスキル持ちの魔術礼装の併用がおすすめ。
スキルを使い尽くした陳宮を一旦オーダーチェンジでターゲット集中持ちと変更。
場に出たサーヴァントのスキルや宝具を駆使して土方歳三を守ることで、最高火力を保ちながら、戦闘を続行することができるのです。
特に「始皇帝」は、ターゲット集中と無敵を併用した宝具と、敵の動きを止めるスキルを両立させた、高い耐久力を持つサーヴァント。
スキルと違って、回し方次第で早いスパンの宝具利用が可能であり、任意の箇所で土方歳三を守ることができます。
宝具の発動を遅らせるチャージ減少スキルや、NPアップ+HP回復スキルもあるため、様々な危機を乗り越えることも可能です。
更に、たとえ土方歳三が撃破されたとしても、始皇帝自体がクリティカルアタッカーを担えるため、急な事故も安心でしょう。
筆者が特に個人的に推したいタンク役として、併記しておきます。
源為朝+オベロン
FGOに登場する陳宮の宝具「掎角一陣」を活かす編成例の1つが「源為朝+オベロン」です。
ガッツ時に発動する「宝具威力アップ」を強制的に発動させ、オベロンのバフを乗せた宝具の一撃に全てを賭ける構成と言えるでしょう。
陳宮の宝具である掎角一陣を源為朝に利用し、発動させにくい条件のスキルを任意で発動させるのがこの戦法のキモ。
最大威力の攻撃を発動させるには6ターンかかってしまいますが、全ての宝具威力アップが乗った場合の攻撃力は目を見張るものがあります。
オベロンの宝具威力アップスキルと、宝具威力アップ効果ブースト、Buster性能アップとの相性もかなり良好です。
陳宮からのバフはBuster性能アップだけになりますが、どうせ一撃しか狙えない構成なので、クリティカル上昇の恩恵が受けられないという懸念はありません。
また、3騎揃ってNP供給スキルを持っているため、宝具を使いたいタイミングにNPがないということは決してないでしょう。
むしろ0からでも6ターンかけて発射圏内にほぼ確実に持っていけるため、「黒の聖杯」といったNPチャージなし礼装でも十分です。
この構成のシメは、以下の順でコマンドを撃つと無駄がありません。
- オベロン「夜のとばり」「夢のおわり(対象:源為朝)」「朝のひばり(必要に応じて対象者へ)」
- 陳宮「軍師の本懐(対象:源為朝)」「軍師の忠言(必要に応じてNPアップ目的で使用)」
- 源為朝「メカニカル弓術(宝具を撃つまでの逆算ターンで使っておく)」「不屈の弓射」「鎮西八郎」
- 陳宮「掎角一陣(対象を源為朝にするよう事前に配置)」
- オベロン「彼方にかざす夢の囃」
- 源為朝「轟沈・弓張月」
以上で、最高威力の轟沈・弓張月を敵全体にお見舞いすることができます。
敵全体に無敵をつけてしまうオベロンの宝具を使っていますが、源為朝は宝具で無敵貫通が付くので、問題なく進行可能。
また、全てを使い尽くした源為朝はオベロンの「永久睡眠」の影響で、ターゲット集中が付与されます。
HPが低い状態なので、敵の攻撃による早々の退場が可能でしょう。
万が一、億が一にでも撃ち漏らしがあったとしても、疑似的なオーダーチェンジで次に繋ぐことができますね。
ちなみに、魔術礼装のスキルを使いたい場合や、オーダーチェンジで更に火力を乗せたい時は、宝具発動前にしっかりと使っておきましょう。
オーダーチェンジは全てのスキルを使い尽くしたオベロンと交代するのがおすすめ。
補助宝具持ちの場合はカレイドスコープなどのNPアップ系魔術礼装をつけるか、陳宮の「軍師の忠言」や自前のスキルでしっかりチャージできる範疇にする必要があります。
また、源為朝撃破後のことも考え、もう1騎アタッカーを控えさせておけば安心ですね。
玉藻の前+アルトリア・キャスター
FGOに登場する陳宮の宝具「掎角一陣」を活かす編成例の1つが「玉藻の前+アルトリア・キャスター」です。
この場合は高い宝具攻撃力を誇る陳宮をアタッカーとした構成であると言えるでしょう。
玉藻の前とアルトリア・キャスター2騎による高いNP供給を活かし、陳宮の宝具を回していくことが可能。
そもそもArts攻撃が多めの3騎なので、モリモリNPを貯めることができます。
アサシン属性の敵及びバーサーカー属性の敵ならば、あっという間に周回が出来る構成です。
弱点は、これだけ高性能なメンバーを1騎ずつ消費していくことですが、基本的に周回用編成なので問題はないでしょう。
全て陳宮の宝具の一撃で終わらせることを心がけた構成にするのがいいですね。
後衛に配置するメンバーも、NP供給が得意なサーヴァントにして備えておくと、より効率的に回ることができます。
また、弾にするメンバーは基本的にどんなサーヴァントでもいいのですから、編成はかなり幅広くなるでしょう。
陳宮に全てを賭けられるArts系バッファーか、敵の能力を下げてくれるデバッファーがおすすめです。
また、この構成において重要なのは陳宮の能力なので、陳宮はある程度強化しておくのがいいでしょう。
具体的には、陳宮に聖杯を捧げてレベル上限を上げておくと、より効果的と言えます。
陳宮の宝具「掎角一陣」の活用法!生贄宝具を活かす編成も提案のまとめ
Fate/Grand Orderに登場するキャスターサーヴァント「陳宮」の宝具「掎角一陣」は、非常に独特の性能を持った宝具。
Arts属性の高倍率全体攻撃を放ちますが、味方1騎をもれなく即死させて犠牲にするという特性を持っています。
ただし、この即死を逆手に取り、ガッツによる能力強化や、HP減少による攻撃力上昇効果を強制的に発動させるという使い方も可能。
高い攻撃力であることを活かし、リスクを承知で高速周回に利用するのも一つの手段であると考えられます。
しっかりと頭をひねって考え、活用すれば、他の宝具とは一味違った遊び方が出来ると言わざるを得ません。
興味があったなら、ぜひこの掎角一陣を活かす構成を考えてみてはいかがでしょうか。