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【FGO攻略】アペンドスキル3の有用性を考える~アペンド3解放で特定クラス特化は可能?~
Fate/Grand Order(以下:FGO)のサーヴァントは、「アペンドスキル」というおおよそ効果が共通の解放型パッシブスキルを所持しています。
「サーヴァントコイン」を利用して解放するこれらのスキルは、初期NP量を上げたり、Extra Atackの能力を上げたりなど、便利な性能を有しているのが特徴ですね。
そんな中、ほぼ共通の効果を持つアペンドスキルの中で、アペンドスキルの3枠目のみがサーヴァントごとにやや効果が違うということが確認できるでしょう。
今回はそのアペンドスキル3の効果と活用法、そして解放する意味や有用性について考察していきます。
アペンドスキル3とはどのような効果を持つ?
FGOのサーヴァントたちが持つアペンドスキル3は、詳細こそ違うものの、おおよそ以下のような効果となっていました。
- 対特定クラス攻撃適性(バーサーカー以外のクラス)
- 対特定クラスクリティカル発生耐性(バーサーカー)
では、詳しい効果としてどのようなものになっているのか、以下解説します。
バーサーカー以外のクラスのアペンドスキル3効果
FGOのサーヴァントに設定されたアペンドスキル3ですが、バーサーカー以外のクラスは、サーヴァントごとに決められた特定クラスへの攻撃力上昇効果を及ぼす効果です。
上げていくことで、特定クラスに対する攻撃力を多少なりと上昇させることができるのです。
尚、この際指定されているクラスは、基本的に設定されたサーヴァントにとっては有利にならないものが多数。
それでいて設定サーヴァントにとっては関係が深い他サーヴァントのクラスであることが多いと言えるでしょう。
例えば、アキレウスとの因縁が深いヘクトールなら「対ライダー適正」といった感じになります。
特定の因縁深い相手との戦闘が少し有利になるよう設定されているということですね。
バーサーカークラスのアペンドスキル3効果
FGOのサーヴァントに設定されたアペンドスキル3の効果は、バーサーカークラスの場合、攻撃適性ではなくなります。
サーヴァントごとに決められた特定クラスのクリティカル発生率を下げるというものになっていました。
設定されたサーヴァントからの攻撃を受けた際に、クリティカルが発生しにくくなるという、やや地味な効果です。
バーサーカークラスの場合、攻撃適性にしてしまうと極端に便利になってしまうということから、このような効果になっているのでしょう。
ちなみに、このクリティカル発生耐性の対象も、設定されたサーヴァントにとって関係が深い相手のクラスとなっていました。
例えば、ジークフリートと関係が深いクリームヒルトの場合は、「対セイバー適性」というようになります。
アペンドスキル3の上昇率はいくら?
FGOのサーヴァントに設定されたアペンドスキル3の効果は、文言が違っても、レベルによって補正値は20%から30%と設定されていました。
つまり、耐特定クラス攻撃適性の場合は、最大30%の攻撃力上昇効果が、耐特定クラスクリティカル発生耐性の場合は、最大30%のクリティカル率現象効果を及ぼすのです。
そのため、攻撃適性の場合は等倍でも最大130%の攻撃力を出せると言ってもいいでしょう。
最低でもカリスマスキル分、最高で一般的な強化スキル分の攻撃力アップ効果が見込めるため、場合によってはかなり有用と言わざるを得ません。
また、特定クラスクリティカル発生耐性も、クリティカルの発生率を大きく下げられるため、脆いバーサーカーの生存率を僅かながらに上げることが可能。
ただし、クリティカルの発生が確実なものではないため、保険程度にしかならないため、注意してください。
アペンドスキル3は必要?不必要?
FGOのサーヴァントに設定されたアペンドスキル3ですが、意外な攻撃力上昇率やクリティカル発生への抑止力があることがわかったでしょう。
では、これらのアペンドスキル3を開放する必要はあるのでしょうか。
改めて調べてみました。
バーサーカー攻撃適性は効果が高め
FGOのサーヴァントに設定されたアペンドスキル3ですが、対バーサーカー攻撃適性の効果は高いと言えるでしょう。
バーサーカークラスのサーヴァントは防御力が低い代わりに攻撃力が非常に高いため、倒せるものならば早々に倒してしまいたいもの。
この攻撃適性さえあれば、バーサーカーにより強力な攻撃を与え、早々に倒してしまうことも可能となるでしょう。
バーサーカーは他クラスからの攻撃を常に2倍で受けるため、攻撃適性があれば攻撃力は最大2.3倍に。
常時カリスマスキルよりも多めの倍率が乗ると思えば、かなり有用ですね。
なので、対バーサーカー攻撃適性持ちのサーヴァントは、比較的アペンドスキル3を開放する意義があると言えるでしょう。
一部のエクストラクラスサーヴァントには有用
FGOのサーヴァントに設定されたアペンドスキル3ですが、一部のエクストラクラスサーヴァントにとっては有用です。
エクストラクラスは一般的なクラスの相手に等倍であることも多く、一般的なクラスに相性有利が取れたとしても、倍率が通常よりも高くはないということもあります。
そのため、一般的なクラスへの攻撃力の上昇を図れるという利点は勿論、場合によっては特定クラスへ特化した能力を付与することも可能でしょう。
特にアルターエゴやプリテンダー、ビーストといったサーヴァントたちは、もともと有利なクラスへの攻撃適性があった場合、より特定クラスに強くなるということです。
通常1.5倍の攻撃相性が、最大1.8倍になるのですから、十分な威力であると言えますね。
この一部のエクストラクラスサーヴァントに当たるのは、攻撃相性が有利なクラスに攻撃適性があるサーヴァントです。
具体的には以下のサーヴァントが当てはまります。
- 殺生院キアラ(アルターエゴ)→ルーラーに攻撃有利+ルーラー攻撃適性
- 魔神(人)・沖田総司(アルターエゴ)→キャスター攻撃適性
- スーパーバニヤン(アルターエゴ)→バーサーカー攻撃適性
- グレゴリー・ラスプーチン(アルターエゴ)→キャスター攻撃適性
- ラーヴァ/ティアマト(アルターエゴ)→ビースト攻撃適性
- パッションリップ(アルターエゴ)→アサシン攻撃適性
- 太歳星君(アルターエゴ)→アサシン攻撃適性
- 徐福(アルターエゴ)→アサシン攻撃適性
- レディ・アヴァロン(プリテンダー)→セイバー攻撃適性
- ヘファイスティオン(プリテンダー)→ランサー攻撃適性
- 水着バーヴァン・シー(プリテンダー)→バーサーカー攻撃適性
- ソドムズビースト/ドラコ―(ビースト)→キャスター攻撃適性
上記のメンバーの場合は解放しても損はない、強さを実感できる攻撃適性。
余裕があったら解放しておくといいでしょう。
バーサーカーは総じて解放優先度は低め
FGOのサーヴァントに設定されたアペンドスキル3ですが、バーサーカーのサーヴァントは総じて解放優先度が低いと言えます。
バーサーカークラスのアペンドスキル3は、全員が「対特定クラス被クリティカル発生耐性」。
特定クラスのクリティカル率を下げる程度のものとなっています。
攻撃自体の威力を下げるわけでもなく、クリティカルの確率の低下も最大30%と中途半端。
確かにクリティカルの発生を下げられるのですが、対象は自分のみな上に、100%ではありません。
総じて、有用とは言い難い効果であり、攻撃適性に比べると上昇させる意義は薄いと考えられます。
推しサーヴァントをどうしてもパーフェクトにしたいという時のみ、上げるといいでしょう。
アペンドスキル3の有用性を考える~アペンド3解放で特定クラス特化は可能?~のまとめ
Fate/Grand Orderのサーヴァントには、ほぼ共通の効果を持つパッシブスキル「アペンドスキル」というものが設定されています。
サーヴァントコインで解放するこれらのアペンドスキルの中で、唯一各々のサーヴァントが微妙に違う特性を持っているのが「アペンドスキル3」。
アペンドスキル3はバーサーカー以外は特定クラスへの攻撃力上昇効果が、バーサーカーは特定クラスからのクリティカル発生率低下という効果になっています。
これらの効果はアルターエゴやプリテンダーの一部サーヴァントや、対バーサーカー攻撃適性を持ったサーヴァントには有用なものと言えるでしょう。
反対にそれ以外のサーヴァント、特にバーサーカーのそれはそこまで有用ではないと言えるため、有用なサーヴァントのものを優先して上昇させることをおすすめします。