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【FGO攻略】トネリコの性能評価 | 相性の良いサーヴァントや運用方法も紹介!
数多くの魅力的なサーヴァント(キャラクター)が登場する人気アプリゲーム作品「Fate/Grand Order(以下:FGO)」。
そんなFGOに登場するサーヴァントについて1人をピックアップし、強みと、相性の良いサーヴァントを紹介していきます。
今回のテーマは「トネリコ」です。
トネリコとはどんなサーヴァント?
FGOに登場するサーヴァント「トネリコ」とは、星5のキャスタークラスサーヴァントです。
Lost Belt No.6「妖精円卓領域 アヴァロン・ル・フェ」でメインキャラクターを務めた「モルガン」の別バージョンキャラクター。
いわゆる「モルガン・リリィ」とも言うべき存在として登場しています。
FGO8周年記念に前触れもなく登場し、多くのプレイヤーの度肝を抜いた存在であると言えるでしょう。
初期のサーヴァント名は「雨の魔女トネリコ」ですが、再臨第二で「救世主トネリコ」、再臨第三で「水妃モルガン」と名称が変化。
つまり、モルガン・リリィではありますが、再臨を進めていくと「水着モルガン」に変化するという特殊な存在となっています。
同時に、属性や特性もそれぞれ変化し、若干運用の組み合わせも変わるので注意しましょう。
尚、当記事では、最終再臨時のセイントグラフにも記載されている「トネリコ」で名称を統一して進行。
「モルガン」や「雨の魔女」「救世主」などの指定が無い限りは、トネリコ全般の特徴を記載していきます。
トネリコの性能はどんな感じ?
FGOに登場するサーヴァント「トネリコ」の性能を一言で表すと「Buster系全体宝具アタッカー兼サポーター」。
強力なBuster系全体宝具と、癖は強いものの使いこなせば面白く、強力な性能を持ったスキルを兼ね備えた存在です。
癖の部分はかなり強く、手放しで褒められるようなわかりやすい強力さはありません。
ですが、彼女を活かし、運用ができれば、他のサポーターとは違う面白い使い方が出来るようになるでしょう。
まずは癖の強さや強みを理解していくことが重要になるサーヴァントと言えますね。
トネリコの特徴
FGOに登場するサーヴァント「トネリコ」は、強力な宝具攻撃と、癖は強いものの面白い性能を持ったスキルや特性を持ったアタッカー兼サポーター。
では、そんなトネリコの特徴について解説します。
HPが減れば減るほど強くなるスキル
FGOに登場するサーヴァント「トネリコ」の大きな特徴の1つとして「HPが減れば減るほど強力になる攻撃力アップスキル」が存在します。
トネリコのスキル「逆境のカリスマA」は、通常の全体攻撃力アップに加え、HPの減少具合に比例した攻撃力アップ効果がつくのです。
攻撃力アップの段階は99%、75%、50%、25%。
それぞれの割合以下になった瞬間に、バフの効果が発動するというものになります。
逆にそれぞれの割合以上になってしまった場合は、バフの効果が消滅するスイッチ式です。
スイッチ切り替え方式なので、一度発動したバフでも消滅せず、効果期間中に条件を満たせば再度発動するものとなっています。
HPが25%を切った状態であれば、最大60%の非常に高い攻撃力アップ効果が見込めるでしょう。
HPが減少しなければ真価が発揮されないという弱点はありますが、HPを減少させた状態を保つことができれば、非常に高い効果を得ることが可能。
ガッツによる復活や回避及び無敵、敵への行動阻害及びターゲット集中系スキルで対象者を守れば、より効果的に運用ができます。
ちなみに、HPが減った状態では攻撃力アップの効果が発動しますが、HPが1%も減っていない状態では、ターン終了後にクリティカルスターの獲得(最大10個)が発生。
基本的にはHPが減った状態での運用が主ですが、HPが減っていなくてもそこまでの損はしません。
5ターン封印された強力な複合スキル
FGOに登場するサーヴァント「トネリコ」の特徴の1つとして「5ターンの間使えないスキル」が存在します。
トネリコの「ラスト・リゾートA」は、バトル開始から5ターンの間にチャージタイムが発生する特殊なスキルです。
ラスト・リゾートの効果は以下のような複合。
- 味方全体のNPチャージ(最大50)
- 宝具威力アップ(最大30%アップ/3ターン)
- ガッツ付与(1回3ターン/HP最大3000回復で復活)
ガッツによる耐久性能アップと攻撃力アップを同時に行い、宝具の発動も早めることができるスキルです。
「サロメ」の「七つのヴェールの踊りA」や、「イシュタル」の「魔力放出(宝石)A+」のような、時限式スキルの1つとも言えます。
ただし、トネリコのラスト・リゾートAは、チャージタイムが最初に発生しているタイプではありますが。
強力ですが、最初に発生しているスキルのチャージタイムが最もネックとなるでしょう。
特に周回であれば、5ターンもあれば戦闘を終わらせることは容易。
意図して使わなければその強力な恩恵を享受することはできません。
ただし、このスキルのチャージタイムはクールタイムと同様の扱いを受けるため、特定のサーヴァントのスキルや魔術礼装のスキルで短縮が可能。
「光のコヤンスカヤ」のスキルや「玉藻の前」の宝具、魔術礼装「アトラス院制服」で発動を早めることができます。
また、トネリコの宝具の副次的効果で、ラスト・リゾートAのみのチャージタイムの減少促進もできますね。
宝具連射の補助からいざという時の切り札と、使えるようになれば幅広い運用ができるのが大きな特徴のスキル。
基本的にはこのラスト・リゾートAをどう使うのかを考えていくといいでしょう。
唯一癖のない複合スキル
FGOに登場するサーヴァント「トネリコ」のスキルのうち、唯一と言ってよいほどに癖のないスキルが「雨の国の妖精A」です。
このスキルは味方全体に毎ターンNP獲得+毎ターンスター獲得+自身のNP増加+自身の宝具威力上昇の効果を併せ持った代物。
NPを最大50チャージした挙句、チャージ後も3ターンに渡って最大10のNP供給が行われます。
また、クリティカルスターを毎ターン最大10獲得し、宝具威力も最大20%上昇させてくれるのです。
ややスキルのチャージタイムが長いだけがネックですが、非常に強力なスキルと言えるでしょう。
前述したラスト・リゾートAと併用すれば、自身の火力と宝具回転率を大幅に上げることが可能。
タイミングを合わせて利用するか、スキルチャージタイム減少のスキルをしっかりと使っていくのが大事ですね。
様々な効果を持つ強力なBuster全体攻撃宝具
FGOに登場するサーヴァント「トネリコ」の宝具「聖剣遥か夢の名残」は、全体に強力なBuster属性攻撃を行うものです。
このおかげで、トネリコはキャスタークラスサーヴァントでも比較的火力を出しやすい分類になるでしょう。
また、この宝具は全体攻撃の他にも、特徴的な能力を数多く兼ね備えているのです。
第一の効果が「無敵付与」。
自身にだけですが、1ターン1回のみの無敵で敵の攻撃を耐えることができるのです。
HPが低い状態でHPを保ちやすくなる、耐久を補助可能なスキルと言えるでしょう。
勿論、敵の強力な攻撃や宝具攻撃に合わせて発動するカウンターとしても十分に機能します。
第二の効果が「敵全体の防御低下効果」。
最大20%の防御低下効果を3ターンつけることができます。
自分だけでなく、味方の火力補助を行うことができるでしょう。
第三の効果が「悪属性特攻」。
悪属性のサーヴァント及びエネミーに、強力な攻撃をお見舞いすることができます。
この悪属性特攻効果は宝具レベルによって上昇する特性が存在。
宝具チェインで後に置いたり、概念礼装や他サーヴァントのスキル及び宝具の副次効果でより強力な効果を得ることが出来るでしょう。
第四の効果が「スキル3(ラスト・リゾートA)のスキルチャージを早める」というもの。
前述した通り、ラスト・リゾートA限定ですが、スキルの発動を早めることができるのです。
通常の状態では1ターンのみですが、オーバーチャージ段階によっては最大5ターン短縮にまで強化可能。
戦闘開始時に宝具を撃つだけで、即時ラスト・リゾートAの発動を行えるようにできます。
つまり、トネリコは宝具を撃てば撃つほど強力なスキルを回すことができ、戦闘を有利に持っていくのが得意になると言えるでしょう。
様々な副次的効果をもたらすトネリコの宝具は、彼女の立ち回りの主軸とも考えられます。
出来る限り宝具を回したり、オーバーチャージを狙えるような構成にするのがおすすめですね。
霊基の再臨によって変化する特性
FGOに登場するサーヴァント「トネリコ」の特筆すべき特徴として、再臨段階によって変化する属性もあるでしょう。
トネリコはバトルキャラクターの再臨段階によって、名称だけでなく、備わった特性も変化する特性が存在。
それぞれの段階の特性は以下の通りとなっています。
- 雨の魔女トネリコ→サーヴァント/地属性/秩序属性/善属性/人型/女性/アルトリア顔/妖精
- 救世主トネリコ→サーヴァント/地属性/秩序属性/中庸属性/人型/女性/アルトリア顔/妖精
- 水妃モルガン→サーヴァント/地属性/秩序属性/夏属性/人型/女性/アルトリア顔/妖精/王/夏モードのサーヴァント
トネリコ全体に共通する属性は「サーヴァント」「地属性」「秩序属性」「人型」「女性」「アルトリア顔」「妖精」の7つ。
それ以外の属性や特性は若干変化することがわかるでしょう。
特攻範囲やスキルの発動範囲等も変わるため、モーションや宝具の演出等の好みも大事ですが、シナジーを考えた段階にすることも大事ですね。
しっかりと確認し、編成に合わせて設定をしてください。
トネリコと特に相性が良いサーヴァント
FGOに登場するサーヴァント「トネリコ」と相性が良いと思われるサーヴァントは、以下のようなメンバーでしょう。
- トネリコのスキルと相性が良い「弱れば弱るほど強くなる」特性を持つサーヴァント
- トネリコの火力を伸ばしたり、スキルの発動補助を手伝えるサーヴァント
- トネリコのスキルの効果発動を自発的に最高潮まで発動が狙えるサーヴァント
以上のメンバーから、特に相性が良さそうなのは、これらのサーヴァントとなります。
- 玉藻の前(キャスター)
- 土方歳三(バーサーカー)
- クー・フーリン(キャスター)
では、どのような面で相性が良いのかを見てみましょう。
玉藻の前(キャスター)
FGOに登場するサーヴァント「トネリコ」との相性が良いとされるサーヴァントの1人目が「玉藻の前」です。
玉藻の前は星5のキャスタークラスサーヴァントで、かつてはArts系人権サポーターとして有名でした。
現在はその地位をアルトリア・キャスターに譲ったものの、高いサポート性能は衰えていません。
玉藻の前は前述したサーヴァントの中でも「火力を伸ばしたり、スキル発動補助が行えるサーヴァント」として抜擢。
トネリコの魅力である強力なスキルの発動促進を狙うことが出来る性能を持っています。
玉藻の前の宝具は「味方全体のNPアップ+HP回復+使用済みスキルのスキルターン短縮」という効果のサポート性能。
NPチャージとHP回復で宝具の発動及び耐久を促進しつつ、トネリコの「ラスト・リゾートA」の発動を早めることが可能です。
NP増加はオーバーチャージ次第で最大50とかなり倍率が高い上、Arts中心のカードで宝具を回しやすいという利点もありました。
基本的にはArtsのサポートが得意なため、火力についてはスキルの宝具威力アップのみと心許ないですが、強力なスキルの使用を早められるのは玉藻の前ならではの利点でしょう。
その分NPチャージでの宝具連射や、トネリコの強力なスキルを乗せた攻撃でダメージを稼ぐ形になりますね。
尚、宝具による任意のスキルチャージ短縮を行えるのは玉藻の前唯一の特徴。
その他「光のコヤンスカヤ」を始めとした、名前が挙がりやすいサーヴァントたちは、全てスキルでの短縮になります。
そのため、任意で何度も発動するのは難しいと言えるでしょう。
スキルの回転率を重視し、トネリコをアタッカーとして主軸にするならば、玉藻の前の起用をおすすめします。
土方歳三(バーサーカー)
FGOに登場するサーヴァント「トネリコ」との相性が良いとされるサーヴァントの2人目が「土方歳三」でしょう。
土方歳三は星5のバーサーカークラスサーヴァントで、バーサーカーの脆さを逆手に取った爆発力のある性能がウリです。
土方歳三は前述したリストの「弱れば弱るほど強くなる特性を持つサーヴァント」に該当。
宝具はHPが1に近づけば近づくほど強化され、HPが1の状態で放てば元の威力の2倍近くの性能でダメージを与えられます。
また、自身のHPが低ければ低いほど、同様に威力が強化されるクリティカルバフスキルも所持。
トネリコのスキル「逆境のカリスマA」の能力を最大限に引き出すことが出来るサーヴァントの1人と言えるでしょう。
更にトネリコはNP供給及び、宝具威力上昇のバフも癖があるながらも兼ね備えているのも特徴。
土方歳三の宝具発動、火力貢献に一役買ってくれるという点でも相性は良いですね。
挙句、土方歳三は倍率がそこまで高いわけではありませんが、味方全体にBuster攻撃バフもかけることが可能。
多少なりとトネリコの火力に貢献することができるため、一方的に支援を受けるだけではないことも強みとなっています。
わかりやすく性能が噛み合っていますが、土方歳三の耐久をサポートできるのは、トネリコの5ターンチャージのあるガッツ付与のみということが弱点。
土方歳三がガッツを持っているとはいえ、5ターンも使えないガッツでは若干心許ない部分でしょう。
そのあたりを「始皇帝」や「マナナン・マク・リール」といったターゲット集中持ちタンク系サーヴァントか、各種礼装などでサポートしていけば、より輝く編成になると言えます。
ちなみに、弱れば弱るほど強くなる特性を有しているサーヴァントは数少なく、2023年8月2日現在以下のメンバーのみ。
- アン・ボニー&メアリー・リード(星4ライダー)
- 水着アン・ボニー&メアリー・リード(星4アーチャー)
- アシュヴァッターマン(星4アーチャー)
- パッションリップ(星4アルターエゴ)
- クー・フーリン(星3ランサー)
- ガイウス・ユリウス・カエサル(星3セイバー)
土方歳三以外でも活用ができるサーヴァントのため、編成を共にしてもいいでしょう。
クー・フーリン(キャスター)
FGOに登場するサーヴァント「トネリコ」との相性が良いとされるサーヴァントの3人目が「クー・フーリン(キャスター)」でしょう。
クー・フーリン(キャスター)は星3のキャスタークラスサーヴァント。
Fateシリーズではお馴染みのランサー「クー・フーリン」の別側面のキャラクターの1人として登場しています。
クー・フーリン(キャスター)は「トネリコのスキルの効果発動を自発的に最高潮まで発動が狙えるサーヴァント」の1人。
自分を犠牲にするスキルと、HPが減れば減るほど強くなるトネリコのスキルとのシナジーがガッチリ合うと言えるでしょう。
クー・フーリン(キャスター)は、自身を生贄にして強力な効果を発動し、その直後にガッツで復活して戦闘を継続するというスキルを持っているのが大きな特徴です。
この生贄時に発動する効果が「NP極大増加」であり、なんと強化無しで+80。
更に同スキルで自身に攻撃力アップも乗せることができるため、トネリコの強化と合わせて強力な威力のBuster全体宝具を放つことが可能となるのです。
また、クー・フーリン(キャスター)は高性能の回避スキルを所持。
自分のHPを減らした後のアフターケアも万全と言えるでしょう。
勿論、玉藻の前やアルトリア・キャスター、マーリンなどの耐久サポートも行えるサーヴァントがいれば、立て直しも容易。
玉藻の前は宝具威力アップや宝具の回転率、スキル回転率の関係上、相性が良いと言えますね。
ちなみに、自発的な生贄系スキルの利用で、トネリコのスキルの発動を狙えるメンバーは他にも以下の存在がいます。
- アーラシュ(星1アーチャー/宝具使用時に即死)
- アンリマユ(星0アヴェンジャー/スキル使用後5ターン経過後即死)
- マンドリカルド(星3ライダー/HP50%以下で使用可能なスキル発動時に即死)
- ハベトロット(星4ライダー/スキル使用でターン終了時に即死)
- 陳宮(星2キャスター/宝具で先頭or自身が先頭の場合は2番目のメンバーを即死)
全員クー・フーリン(キャスター)と違い、ガッツを自前のスキルで用意不可能。
他のサーヴァントによるスキルや概念礼装、魔術礼装によるガッツが必要となります。
トネリコと併用したい場合は注意しましょう。
トネリコの性能評価 | 相性の良いサーヴァントや運用方法も紹介!のまとめ
Fate/Grand Orderに登場する「トネリコ」は、変則的な性能のバフスキルと、高い性能の攻撃能力を持った、アタッカー兼サポーターサーヴァント。
癖は強いものの、強力な性能を兼ね備えたバフスキルを多数持ち、パーティ全体の火力貢献から自身の殴り性能まで引き上げることができるという特性を持っています。
トネリコを主軸とするのか、トネリコをサポートに置くのかによって、編成も大幅に変化するサーヴァントと言えるでしょう。
8周年記念サーヴァントという割には手放しで褒めることはできない性能ですが、より彼女を理解することで強力に使いこなすことが可能。
アタッカー系のキャスターが欲しい時や、活かせるサーヴァントを主軸としたい場合は、獲得をおすすめします。